お金について考えるブログ

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12-将来の可能性をお金に換える行為:株

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株券は本来企業の将来に投資するという意味合いで始まったものでした。

株に関しては私自身なじみがないですし、きっともっと詳しい方に言わせると大分と見当外れな事を申し上げるかもしれませんが、ご容赦ください。

株券は会社が不特定多数の人から多くの資金を集めるために作られたシステムで、その資金で作られた商品の利益の一部を株主に還元すると言うシステムです。 お金を持っていても使い道が無い人が、会社の将来の可能性に投資し、その結果として利益を享受するわけです。 単純化すると会社は将来の可能性を売って資金調達としていて、将来の可能性をお金に換えている事になります。  

そのままならば比較的理解しやすい構図であるのですが、人は更にその株式を市場の中で売買して価値をつけるようにしてしまいます。 またさらに、元本を担保しないで見かけ上多くの株を運用する信用取引や、一定時間後に売買を確定したやりとりをするデリバティブ取引などを運用する事で、より株式市場で短期的に利益を出しやすい様になりつつあります。 もちろんその代わりに失う物も大きくなる訳ですが・・。 

こう言った株式市場は大きな目で俯瞰的に眺めると、お金の流れを大きく、そして速やかに行う効果があり、必要な資金が必要な場所に到達しやすくなると言うメリットがあります。 お金は血液に例えられますが、こう言った株式市場は血管の様に収縮したり拡張したりしながら、必要に応じて適切な場所にお金が到達しやすくしているとも言えると思います。 だたその血管も投資家の資財を消耗して運用しているため、いろいろな弊害があることも事実でしょう。

細かい事は色々あるのでしょうけれど、企業の将来に価値を付けてお金に換えていると言えるでしょう。